やる気が花開く企業文化―マリモ電子工業株式会社
【新たな視点で人材を育成する企業の紹介】アンケートを実施し、ご回答いただいた企業様をご紹介します。
未経験からの挑戦を温かく支え、社員一人ひとりの成長を育むマリモ電子工業株式会社さん。その企業文化の魅力を、ぜひご覧ください。
会社概要
ハードウェア開発からソフトウェア開発まで、一貫して対応する開発専門企業です。ユーザーのニーズを的確に把握し、開発から納入までトータルで管理させていただきます。
経営理念
1. 国家社会の発展に貢献できる経営を目指す
2. 自由・平等・友愛に基づく経営を目指す
3. 安定した着実な成長のできる経営を目指す
会社基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 創業 | 昭和55年(1980年)9月2日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 清水 久夫 |
| 従業員数 | 80名 |
| 事業内容 | ・システム開発 (試作製造、リピート製造/製造・検査部門は すべて外部委託) ・ハードウェア設計開発(電子回路開発、FPGA開発) ・ソフトウェア設計開発 (組込みソフトウェア開発、PCアプリケーション開発) |
| 所在地 | 〒386-0032 長野県上田市諏訪形1071番地 |
| 電話番号 | 0268-27-9644 |
| ホームページ | https://marimo-el.co.jp/ |
未経験者(女性含む)の技術職登用事例

(提供:マリモ電子工業株式会社)
紹介社員:A.Y さん
採用時:技術部(新卒・正社員)
現在:技術部(正社員)
Q. 入社時はどのような仕事を任せていましたか?
A. 経験豊富な先輩社員がサポート役につき、日々の学習からプロジェクト遂行まで、実際の業務を通してノウハウを習得してもらいました。特に文理問わず、同期と同じ研修へ参加し、業務に対応してもらいました。また、文系出身ならではの視点を活かし、一時期は採用活動で合同企業説明会に同行してもらい、学生へ仕事内容などの紹介説明を手伝ってもらいました。現在でも会社説明会では業務紹介の時間があり、丁寧に説明しています。
Q. 入社から現在の職種へ移行した経緯は?
A. 入社時より技術職(ソフトウェア開発)に携わっています。専門性の高い分野なので、まず入社当初は周囲に追いつけるよう努力を重ねてきたと思います。さらに研修を終えた後も、理解を深めることと知識を定着させるため、コツコツと勉強し続けてきました。自分で手掛けた技術が身近な生活にも使われていることや、社会を支えている技術として仕事が実生活と繋がっていることに、やりがいを感じているのではないでしょうか。
Q. A.Yさんのコメント
A.「ものづくりに携わりたい」という想いから、未経験ではありましたが技術職を選びました。新入社員研修では理系出身の同期が多く、知識の差に落ち込みながらも、周りについていこうと必死でした。研修中は同僚の助けを得ながら課題に取り組み、夜には自主学習でその日の内容を復習し、理解を深める日々を送っていました。
初めての業務では、上司や先輩が開発している製品の評価業務を担当しました。自分が評価していた製品の開発に関われるようになった時には、嬉しさと同時に「自分に出来るのだろうか」という不安もありました。開発業務では、上司や先輩からの手厚いサポートを受けながら1つの機能を任せていただきました。担当した機能が実際に動いた時には感動しました。
また、後輩への説明や会社説明会での業務紹介では、自分自身が何も分からなかった時の気持ちを忘れずに、誰にでも分かるように話すことを心がけています。

(提供:マリモ電子工業株式会社)
アンケート実施担当者からの感想
開発専門の企業でありながら、未経験から技術職として活躍されている方がいらっしゃるということに、大きな驚きと共に、多様性を受け入れる柔軟で寛容な企業風土を感じました。
また、上司や先輩方からの手厚いサポートがあること、そして何よりもA.Yさんご本人の仕事に対する真摯な姿勢があってこそ、現在のご活躍に繋がっているのだと思います。
「文理問わず、同期と同じ研修へ参加し、業務に対応してもらいました」という言葉からも、社員一人ひとりのやる気や成長意欲を大切にされている企業の姿勢が伝わってきます。それが社員の安心感やモチベーションの土台となっているのではないでしょうか。
さらに、文系出身者ならではの視点を活かした業務を任せるなど、個々の適性や特性をしっかりと見極めた上で業務を割り当てている点に、企業と社員との間に築かれた信頼関係の深さを強く感じました。
多様な人材を尊重し、それぞれの成長をしっかりと支えていく姿勢に、非常に魅力を感じました。


