4月が見頃!上田の桜スポットでお花見を楽しもう

上田のシンボルともいえる上田城は、天正11（1583）年、真田昌幸によって築かれました。第一次、第二次上田合戦で徳川軍を撃退したことから「不落の名城」とも呼ばれ、現在は「上田城跡公園」として整備されています。約1000本の桜が咲き誇る桜の名所でもあり、例年4月上旬に開催される「上田城千本桜まつり」では多くの人で賑わいます。

真田幸隆、真田昌幸の菩提寺として知られる長谷寺。5本のしだれ桜が咲き誇る姿は圧巻の一言で、隣に位置するアーチ形の石門も迫力があります。寺の奥には、上田市指定文化財にも指定されている幸隆・昌幸のお墓があります。

鎌倉時代に慧算法印が創建し、安土桃山時代に矢沢薩摩守綱頼によって再建された龍水寺。寺の前では、樹齢300年ともいわれるしだれ桜が見事な枝ぶりを披露します。通称「イトザクラ」とも呼ばれ、上田市の指定保存樹木にも指定されています。

依田川畔の断崖に建つ岩谷堂は、平安時代初期に建立され、木曽義仲戦勝祈願の地のほか信濃三十三観音霊場、中部四十九薬師霊場としても有名です。樹齢八百年ともいわれる義仲桜はライトアップも見どころです。

「丸子八景」にも選ばれている丸子公園。春になると園内の桜が見頃を迎え、地元の人々の心を和ませています。

「依田川桜堤防」「緑の道」とも呼ばれている依田川堤防。桜の満開時には生い茂る枝がまるでトンネルのよう。並木道には丸子鉄道時代の電気機関車も展示されています。

樹齢約120年ともいわれる信廣寺のしだれ桜。樹の高さは15ｍ、幹まわりは約3ｍの大木で、満開時には桜色のシャワーが降りそそいでいるかのような枝ぶりを披露します。

上田市富士山エリアに位置する大円寺。しだれ桜が有名で、参道の脇に鎮座する六地蔵をやさしく包み込むように咲く光景にほっこりします。

弘法大師が開山し、鎌倉時代に長秀上人が発展させたと伝えられる前山寺。「未完成の完成塔」といわれる国の重要文化財の三重塔があるほか、花の名所としても知られています。