信州上田は英雄の町だ!(うえだ暮らしガイド:六文戦士ウェイダーさん)

やあ!俺の名前は六文戦士ウェイダー。信州上田のご当地ヒーローなんだ。

六文戦士ウェイダー
(赤い機動甲冑を身につけ、「ズク」という気力エネルギーをパワーに変えて戦っている)

さて、この上田市には自然、文化、歴史、温泉、グルメ、オススメしたいところがたくさんある。中でも俺が一番オススメしたいのは、この町が「英雄の町」だって事だ。と言ってもご当地ヒーローである俺の事じゃないよ。この上田に生まれた人たちの中から、全国に誇る偉大なヒーローたちがいるって事だ。

まずは何と言っても真田幸村大河ドラマ「真田丸」でも大人気となった真田氏はまさに戦国時代の英雄であり、ここ上田に生まれた戦国武将なんだ。幸村の父・昌幸が築いた上田城。この上田城は戦国時代に徳川の大軍に二度も攻められたけど、二度とも撃退した「落ちない城」として人気があるぞ。そしてその真田氏発祥の地である真田町、真田氏が信仰した神社やお寺、他にも幸村がケガの治療に使ったと言われる温泉など、ゆかりの場所がたくさんある。真田幸村は「好きな戦国武将ランキング」の上位に選ばれ、ゲームやアニメのキャラクターとしても登場して大人気だ。だから全国からたくさんの戦国ファンが訪れているよ。

そして幕末に詳しい人なら外せない英雄が、赤松小三郎!この人は外国の政治や軍隊についていち早く学んで、その知識で日本に大きな影響を与えた人なんだ。上田藩に生まれた小三郎は日本各地で幕末の重要人物たちと関わりながら外国の進んだ文化を学び、近代的な戦い方や議会政治について提言したりもした。みんなが知ってる坂本龍馬や西郷隆盛なんかと同じ時代を生きて、この国の近代化に大きく貢献したんだ。上田城跡公園にある赤松小三郎記念館には、小三郎の遺品などが展示されているぞ。

また、自由画教育運動の指導者、山本鼎(やまもと かなえ)も有名だ。愛知県出身の鼎はここ上田に拠点を構えて、美術の素晴らしさ、絵を描くことの楽しさなどを一般大衆に広める活動をしたんだ。みんなは学校の美術の授業で、自分で感じたこと、思い描いたことを好きなように描くように先生から言われるよね。でも昔は、画家の絵を真似してそっくりに描くことが授業で教えられていたんだ。そんな時代に、鼎はもっと自由に、想像の輪を広げて絵を描くことの方が大事だと広めたんだよ。

ほかにも、人工がんの研究で医学の進歩に大きく貢献した山際勝三郎博士や、商業写真の世界的なアーティスト、ハリー・K・シゲタなど、上田には各分野で様々な英雄がいる。そんな英雄の町・上田を訪れてもっともっと知って欲しいな。そしてそんなカッコイイ町、上田に移住して君もヒーローになろう!

今日も妖怪一族ゴッタクから上田の街を守るぞ!