【レポート】第4回うえだ移住テラス~talk  cafe~(2月11日)ゲスト:みゆりさん

2023年2月11日(土)、上田市の移住交流サイト「うえだ移住テラス」の定期イベントとして「うえだ移住テラス~talk  cafe~」が開催されました。
今回ゲストでお迎えしたのは、富山市出身、長野大学環境ツーリズム学科で観光分野を専攻している みゆりさん。大学入学を機に始まった上田での生活は4年目を迎えます。2022年12月より、うえだ暮らしガイドとして移住支援業務のサポートにも取り組んでいます。聞き手はAREC専務理事・センター長 岡田基幸です。

                    右:聞き手岡田  左:みゆりさん                                    

――初めて上田に来た時の印象はいかがでしたか?
上田には受験の際に初めてきました。市内に自然が多いこと、特に大学の周りには田んぼが多いことが印象に残っています。

――観光に興味を持った理由は何ですか?
純粋に「楽しそう!」という思いです。幼い頃、家族に旅行に連れていってもらった思い出や経験から旅行・観光って楽しいな、と思っています。

――拠点としての上田はどうでしょうか?
他の地域にも行きやすいと思います。車で約1時間で長野や軽井沢に遊びに行くこともできますし、電車の利用もしやすいです。長野も軽井沢も観光名所や商業施設がたくさんあり楽しいです。

――好きな上田の食べ物はありますか?
今までご当地グルメにあまり関心がなかったのですが、上田の『美味だれ焼き鳥』、すごく美味しいと思います! 初めて食べた時は感動しました。大学生になって交流が増えたことによって様々な人とお食事をする機会が増えました。お蕎麦も好きでよく食べに行きます。

――いろいろな地域活動をされていると伺っていますが、どんなことをされていますか?
「タテシナソン」「まっしろそん」「別所温泉駅伝」等の地域イベントに携わりました。1月2日、上田市の柳町の方々とのコラボイベント「福柳神(ふくりゅうじん)」を行いました。「福柳神」の称号を狙って、大学生約30名が柳町の通り約240mを全力疾走するというイベントです。スポーツ万能な3年生が優勝しました。イベント後は地域の方々がお蕎麦をふるまってくださりました。他にも、あんこ、お菓子、日本酒等、たくさんの物を提供してくださいました。

――地域イベントを企画、参加する動機は何でしょうか?
上田の地域の人に好奇心があり「こういうの一緒にやらない?」と、きっかけをいただき、私たちの「やってみたい!」という思いにも大人の方が全力で応えてくださいます。地域の方々の人の良さに魅力を感じて、やってみようかなと思いました。大学内でも活動に対してアグレッシブな人や応援してくれる人が多いです。

――みゆりさんが感じている上田の課題はありますか?
車を持っていなかった時期も長いので、別所線の本数が少ないことです。電車の乗り継ぎに時間が合わないこともあり、少し不便だなと感じています。

学生目線で言うと、大学の近くにお店が少ないです。レポート作成とか会議で夜まで作業したい時に集まれる場所が少ないのでカフェや飲食店が増えて欲しいです。

個人的には、大人の方や地域の方と交流できる場所があると嬉しいです。学生同士で意見を出し合っていても「学生間」の枠になってしまうので。もっと地域の方と交流することで「上田ってこういう街なんだ」と発見できるかもしれないし、大人の方とお話しすることが良い思い出にもなると思います。

「おすすめの上田での過ごし方は何でしょうか?」という参加者からの質問に、みゆりさんは、「春は友人と上田城の桜を見たり、食べ歩きをしたり、写真を撮りながらの散策がおすすめです」と、お答えいただきました。

――最後に一言お願いします
上田暮らしは楽しいと感じています。たくさんの友人、地域の素敵な人たちに囲まれているからこそ、楽しい学生生活を送れていると思います。上田にはいい人しか集まらないんじゃないかと思うくらい(笑)。就職の場所はまだ決めていませんが、楽しい上田での思い出があるからこそ、就職してからも上田には遊びに来たいですし、繋がりを持っていたいです。


大学入学と新型コロナウイルス感染症拡大が同時期だったというみゆりさん。

入学後はオンライン授業で交流もなく、行動制限が多かった時期。そうした時期を乗り越え、今は活動のフィールドを広げ、他県の観光名所や気になる場所にも実際に赴き、学ばれています。こちらのレポートでは書ききれないほどたくさんのエピソード、エネルギー溢れるお話しをありがとうございました!

次回のうえだ移住テラス~talk cafe~は2023年3月11日(土)開催予定です。