上田の「うまい!」を堪能しよう/上田エリアのご当地グルメをご紹介
地域特有の食材や調理方法で作られた「ご当地グルメ」。
長野県上田市にも、長年市民に親しまれてきたグルメがあります。
なかには江戸時代までさかのぼる歴史あるグルメも🐟
今回は、上田エリアのご当地グルメを6点厳選して紹介します。
美味(おい)だれ焼き鳥
「美味だれ焼き鳥」とは、「焼き鳥」に「ニンニク醤油ダレ」をかけたメニューのこと。
高度経済成長期だった昭和30年代に誕生し、以来60年以上、上田のご当地メニューとして親しまれています。串カツのように、ニンニク醤油ダレが入ったコップに焼き鳥を入れて食べるのが上田スタイル。お酒のアテとしてはもちろん、上田エリアでは家庭の夕食にも登場するほど馴染みあるメニューです。令和4年度には、文化庁から「100年フード」に認定されました。市内には美味だれ焼き鳥を提供する飲食店が点在しており、お店によって異なる味付けが楽しめます。
あんかけ焼きそば
上田市民のソウルフードとして愛されている「あんかけ焼きそば」。
ソースではなく豚肉や野菜、海鮮たっぷりの餡がかかっており、酢で溶いたからしをかけていただくのが特徴です。市内あちこちの飲食店で提供され、そばは揚げ焼きの場合が多いとか。香ばしさも楽しめる焼きそばにアツアツの餡、からしのツンとくる感じ、お酢のさっぱりとした風味はやみつきになること間違いなし!
つけば
ハヤやウグイといった川魚を独特の漁法で獲る「つけば」文化。
餌を用いず、魚が集まる場所に似せた仕掛けを用いる漁法で、江戸時代から始まったと考えられています。つけば漁がおこなわれるのは信濃川こと千曲川。川縁に位置する食事処「つけば小屋」では、獲った川魚をその場で調理して提供してくれます。千曲川の清流が育んだ新鮮な川魚の味わい、ぜひ一度ご賞味くださいね。
松茸料理
秋の代表的な味覚といえば松茸。
上田市内には松茸が生えるアカマツ林が多く、松茸の産地として有名です。
特に、市内南西に位置する塩田地域は松茸の名産地として知られており、市内の飲食店では9月中旬から11月初旬にかけて松茸料理を提供。松茸ご飯や土瓶蒸しといった和食メニューのほか、店によってはピザやパスタなどの洋食メニューを味わえることも。この機会にぜひご堪能ください。
そば
長野県の郷土食とも呼ばれているそばは、「信州そば」として全国的にも有名です。
長野県がそばの名産地となったのは、長野ならではの高冷地がそばの栽培に適していたから。特に県北部の「戸隠そば」は、島根県の出雲そば、岩手県のわんこそばと並んで日本三大そばに数えられています。
上田にもそばの名店が満載で、市のHPでは「信州上田そばマップ」を配信。蕎麦つゆにクルミが入ったユニークなそばや、上田が誇る戦国武将・真田家にちなんだメニューを提供しているお店もありますよ!蕎麦マップリンクも参考にしてくださいね♪
地酒
上田には主に6つの酒蔵があり、それぞれ特色の異なる地酒を製造しています。いずれも歴史ある酒蔵ですが、全ての酒蔵が代替わりし、ブラッシュアップされているのが魅力です。日本酒といえば原材料のお米の良さが不可欠。しかし上田ではそれぞれの酒蔵が地域の農家と連携し、より良い酒米を製造することに取り組み始めているとか。蔵見学や酒蔵開放などもあるため、気軽にお立ち寄りできます。上田の美味しい空気やきれいな水、豊富に実るお米を活かした味わいをどうぞお楽しみください。お土産にもどうぞ!
上田のご当地グルメを紹介しました。どれも上田の歴史や地域性が反映されているのが魅力です。
上田にお立ち寄りの際はぜひご賞味くださいませ😉🍽