いつのまにか上田推しになったわけ(サポーター:いつかさん)

上田城址のさくら

はじめまして。不動産のゆとりすと、小林です。
私はもともと生涯北海道で暮らすつもりで北海道の職員をしていたのですが、長野市出身の夫と出会い、思いもよらず長野へ移り住むことになりました。
みその味が変わらなかったこともあり、さほど抵抗なく県民の仲間入りしたものの…
県内の市町村を数年おきに転勤する生活だったので、どこへ行っても「どうせ仮住まいだし」と思っていました。
あっさり出てきたわりには道産子であることに誇りをもっていて、
「自然なら北海道にかなわないしょ~、食べ物は美味しいし、お勧めの名所はたくさんあるし!」と…何かにつけては北海道に軍配を上げていました。
ところが上田市に暮らし始めて、「上田いいよねぇ」と、うちわを返すことになるのです。

天気

なにしろ、天候がいい。
私の場合は冬の過ごしやすさが決め手となりました。(私の出身地は豪雪地帯です、「北の国から」の冬をご想像ください)
上田の冬は、雪は降るが少ない。
車を走らせるために解氷や除雪が必要なことがあっても数日のこと。
寒さだって一日中氷点下なんてことはないし、冬だって晴天の日が多い。
それに上田には全国一の最低気温を観測する菅平があるおかげで、すぐそこに冬らしい冬もある。
猛吹雪のなか絶望的な気持ちで出勤することはないし、ひょいと車を走らせればゲレンデで遊ぶことができるなんて、「冬のいいとこどりじゃない!」と思うわけです。

他にも首都圏まで日帰りできて、松本空港までも車で1時間、なんだかんだで上田って便利。
多少の不満があっても、「天気もいいことだし、まあいいか」と思えるほど。
ここなら機嫌よく暮らせそうだと夫を説き伏せ、今もご機嫌で暮らしています。

番所ヶ原スキー場
上田城址の秋

子育て

転入時には、2歳と4カ月の子どもがおりました。
緊張しながら足を運んだ子育て支援ひろばの居心地がよくて、第四子まで大変お世話になるわけですが、上田市は市内各所にそれぞれ特徴があるひろばがあります。
地区での利用制限があるわけでなく、足をのばせる距離にサポートしてくれる場所がいくつもあり、頼れるサポーターさんやボランティアさんがフォローしてくれます。
市町村の規模によってはこれほど便利に利用できなかった経験から、この点でも私はご機嫌でした。
小さいお子さんと移住を検討される方にはぜひチェックしていただきたい点です。

住まい探し

さて、不動産のことを少し。
土地や家を決めることは、生活そのものですから非常に重要です。
しかし、100%満足といえる物件に出会うことは相当難しいことです。
気に入って選んだ眺望も周囲の状況によって変わってしまうことがあるし、暮らしてみて思わぬ欠点が見つかることだってあります。
移住に関してその点は、分からないことが多く調査のハードルがあがりますよね。

もし興味があったらぜひ足を運んでみてください。
寒さは耐えうる程度なのか、田舎の「近い」は理解できる範囲なのか…。
疑問がでたらぜひお尋ねください。
耳障りのいいことばかり言うつもりはありません。
実際に見て、聞いて、不便も欠点もひっくるめて、じっくり検討していただきたいのです。
お住まいのこと、お気軽にご相談ください。 

空き家
ゆとりすと
恒例の雪だるまづくり