東京から上田に移住して感じたポイントを本音で!(サポーター:竹谷さん)
2023年9月に東京都内から上田市に移住しました。今回は、移住に至った経緯や移住後に感じたことをストレートにお伝えしていきます。
① 移住の経緯
我が家は長男・長女含めた4人家族です。
上田市は妻の地元でもあり、長男が生まれた当初から子育ての拠点は何となく長野に戻って…と話していたのがスタートです。
仕事などのタイミングでなかなかその時期を決められずにいましたが、小学校入学という大きなタイミングを迎える前に!と半ば思い切った勢いで2年前に移住をしました。
② まず感じたこと、それは空気の違い
上田市は山に囲まれており、少し開けたところから周りを見ると必ず山や木々が見えて、手の届きそうな範囲にすぐ自然が多くみられます。
東京では、ビルや住宅などの非自然物に囲まれるような形で過ごすことが当たり前であったため、朝玄関から出た時、車を走らせているとき、商業施設の駐車場で車を降りた時、自宅周辺を散歩した時、いついかなる時にも自然に囲まれているような空気を感じます。
よく田舎に行くと「空気が美味しいね」と話しますが、まさにそれです。呼吸をした時の爽快感は、東京にいた時には感じられないものがあります。
おそらく上田にずっと住まわれている方は感じることはないかと思いますが、東京に長くいた身としては、新幹線を降りた瞬間から感じるものがあるのです。
③程よい生活のしやすさ、そして意外と東京より生活がしやすい点
そして、生活してみて一番と言っていいほど感じるのは、「程よさ」です。
上田駅の近くにはアリオとイオンという大型商業施設があり、その商業施設を中心に車で10~15分程度の範囲に家電量販店や洋服屋、子供や赤ちゃんの専門店、その他様々な飲食店などが揃っています。車での生活が前提とはなりますが、その程よい便利さは住んでみると強く感じます。ちょっと車を走らせれば、必要な店に行ける。これはなかなか良いことで、生活のしやすさに直結している気がします。
また、うちは子供も含めた4人家族のため、ちょっとした買い物でも子乗せ自転車を出して移動し、買い物袋を自転車のハンドルにぶら下げてふらふらしながら帰る…なんてことが日常茶飯事でした。商業施設に出かけるのには電車や徒歩を含めて数十分かけていたり、車で行っても駐車場の列に並んだり、施設に入ってもフードコートの席待ちで暇を持て余した子供たちの対応に苦労したり…と常に様々なストレスと向き合いながらの外出でしたが、上田に越してからはそういったストレスに苛まれる機会は大幅に減りました。
もちろん、東京の繁華街のような賑わいや多くのブランドショップが立ち並ぶ素敵な街並みはないですが、うちの家族はそもそもそういった都心部を避けた生活をしていたので、東京から越して不便になった感覚はなく、むしろ便利さが増した部分が多い気がします。
④ 地域(自治会)活動という初めての体験
上田市内に家を建て、役所から言われた「自治会はどこに入られますか?」という一言。
今まで選択をしたことがないことに対して、最初は少し戸惑いもありました。
居住を始めてから、回覧板が回ってくる、ゴミ捨て場のメンテナンス、川清掃、こども会の集まりなど、30数年間生きてきて経験のしたことのない事が立て続けに起こりました。
今まではマンションの隣に住んでいる方についても顔を見知っているかどうかというレベルだったのが、地域の方たちと定期的に触れあう機会は慣れるまで少し時間がかかったのは事実です。
ですが、活動などを通して実際に家の近所に住まわれている方々を知ることができ、うちに子供が2人いることも知ってもらえるというのは、親としては安心できる部分も多くありました。顔の見える関係があるからこそ、住んでいてわからないことなどを気軽に聞けたりするのも良いものです。
一口に上田といっても、面積は広く住む地域によっては状況が大きく変わると思います。
我が家に関しては、私が東京に仕事で行くことも度々あったり、今後子供たちが進路を選ぶ時のこと考え、新幹線が利用しやすいよう上田駅から比較的近い所に家を構えました。
それが故の便利さも多くあるため、上田に移住を考える場合は生活範囲や利便性を考えたなかでの場所選びが重要かなと!

市内には複数のスキー場があり、
毎年家族で行っています!

大自然の中で自転車の練習!

日帰り温泉も豊富にあり、気軽に温泉を楽しめます!