【上田の冬の過ごし方】寒冷地に移住…ならば寒い冬こそエンジョイしよう!(サポーター:アズサさん)

はじめまして。埼玉県川越市から移住してきました、アズサです。
この記事では、我が家なりの寒冷地の冬の乗り越え方をご紹介します。

上田に移住したのは、夏から秋に移り変わる頃でした

私が上田市に移住したのは8月末。40代の夫婦2人(と犬1匹)での移住です。ちょうど爽やかな初秋の風が吹き始めた頃でした。
移住後は、窓の外を眺めることが多くなりました。青い稲穂がサワサワと揺れる8月、黄金色の稲穂が重そうに首を垂れる9月、刈られた稲穂が並んでぶら下がる10月…刻々と変わりゆく景色について、夫婦でよく話をしたものです。

コスモス
自宅から見た秋の空

寒冷地で初めての冬を迎えるにあたって…

時は過ぎ、いよいよ冬の到来です。移住で一番恐れていた、寒冷地での初めての冬です。地元の方のアドバイスを参考に、石油ストーブとハニカムシェード(ハチの巣状の空気の層がある窓用ブラインド)を自宅に準備したのは、11月のこと。
これらの防寒グッズが功を奏したのか、建物の断熱性能が優れているのかは分かりませんが、自宅ではさほど寒い思いをせずに新年を迎えました。

鹿教湯温泉・こたつバル
鹿教湯温泉・氷灯ろう

上田の冬を満喫したら、冬こそ最高でした!

スキー

日に日に低くなる最低気温。1月にもなると、氷点下2ケタになる日もありました。関東ではあり得ない気温です。少しずつ寒さに慣れてきたものの、外に出るのはやはり憂鬱でした。
そんなある日、夫がこんなことを言い出しました。
「寒い、寒いと言って縮こまっていないで、せっかくなら上田の冬を満喫しよう!」
こうして「六十の手習い」ならぬ四十の手習いで、夫婦でスキーを始めることになったのです。

やってみたら、この作戦が大成功!
「明日は気温が高めだって!雪が溶けちゃう~」
「週末は雪の予報だよ!スキー場にたくさん積もれ~」
天気予報をにらんでは、そんなことを言うようになっていました。
移住して半年足らずで、まさか降雪を待ちわびるようになるとは…人生、分からないものです。

冬の必須アイテムをもう1つご紹介!

最後に、寒冷地の冬の必須アイテムを1つご紹介します。それは、スキーウェア。雨も雪もへっちゃら、風も通さず、何より丈夫。スキーを始めてからというもの、外出時はとりあえずスキーウェアの上着を羽織れば無敵!ということが分かりました。犬の散歩はもちろん、通勤も買い物もゴミ捨ても、です。
ある日、毎日スキーウェアを着て出勤する私に、上司がこう言いました。
「長野県民っぽくなってきたじゃないか!」
こうして私は、初春に雪乞いをしかねないほど上田の冬を満喫し、名実ともに「上田人」になっていったのです。

上田といえば松茸も有名
椀子ヴィンヤード(ワイン用ブドウ畑)