わたしの暮らすまち・うえだ を一歩ずつ(サポーター森下さん)

私は2005年に上田市内に勤務地のある夫と結婚して、長野県民、上田市民になりました。
自分で選んだ土地でもなく、ここだからできる仕事をしようというわけでもないけど、結果、「移住」した人です。
しかし、ここで仕事をしながら、夫と家族を作って生活していく。それに必要なことを考えながら一つずつの選択をしてきたと思います。

自治会との関わり方

上田地域は、自分たちの住む場所に必要なことを自分たちで担う「自治」の組織が根付いています。それで培われた場に住まわせてもらう訳です。自分たち移住者でもできることは担って、その土地に馴染むことが生活する上でも安心だったと思います。公園掃除や、少し経ったら、隣り組の組長などの役員も順番が来たらやってみたら良いと思います。それが、地域を知る近道だと思います。
持ち家はもちろん、賃貸でも大家さんの考えで関わり方が違うので、確認してみましょう。

仕事

起業は特に考えておらず、地域の企業に勤めることを目指しました。
夫とは業種が全く違い、情報源もないので、ハローワークへ行きました。
地域の企業も全く分からず、求人を見てもピンとこない。。。
けど、自分がやりたい事、できることを求めている企業はあります。
無料で個別に相談に乗ってもらえるサービスがあったのでお願いしました。
話を聞いてもらうことで自分の価値観がどこにあるのか、だんだんと定まっていったのを覚えています。
求人の出ていない企業へ履歴書を送ることもアドバイスをもらい、今の職場に繋がりました。
地域のことは地域のプロに聞いてみるのが早いです。まずは行政のサービスを利用するのがおすすめです。

子育て

上田市は、子育て支援センターが市立保育園内にありました。
初めての場所は緊張しますが、イベントの日なら行きやすかったです。市の広報誌で日程を見て、出かけました。
話の合う先生を見つけたり、イベントのない日がゆっくり話ができたり、、、
通ううちに顔見知りの親子も増えて、行く楽しみも増えていきました。

最近は子育ても落ち着いて、趣味の着物を着て出かける仲間が増えました。上田で着物といえば「上田紬」。織りの体験ができる工房もあります。

仲間

生活や子育てに慣れてきたけど、仕事も子育ても中途半端に感じてモヤモヤしていた頃に、上田市内に初のコワーキングスペースができました。会社員でも良いと書かれていたので、オープニングイベントに行ってみました。
その頃に出会った仲間とは今もあえば、仕事や街や子育てについて、話が盛り上がります。
そこからさらにつながりが広がって、不用品を使ってくれる人へ循環する「くるくる市」や、町の小さなお店を紹介するマルシェを開催する仲間にも出会うことができました。
自分の夢や希望を話せる仲間、いわゆるサードプレイスは子ども由来の繋がりに偏ってしまいがちな「母親」にこそ必要です。
コワーキングスペースはそんな仲間に出会える近道の場ではないでしょうか。

生きる力(非認知能力)を育む塾 「アソビノ」
末っ子が産まれる前にコワーキングスペースで出会った元保育士さんが主催する、生きる力(非認知能力)を育む塾に親子で参加。上田だからできる、季節ごとの体験は、親だけでは用意できません。

上田の良いところ

私は、上田地域はちょうど良い規模だと感じています。
遊ぼうと思えば、スキー場は大小さまざまなゲレンデが日帰り圏内にあり、軽井沢や草津や安曇野も近いし、東京だって1時間半。
人と繋がりたければ「あの人はこれやってる人」とか、「それならあそこに行けば!」とか、逆にモブで居られるボリュームもある。

偶然ではあったけど、上田に移住して良かったな、とこれを書きながら思っています。