上田の冬の魅力(その②)上田市民によるリアルな冬の過ごし方

前回の記事では「上田の冬のイベント」を紹介しましたが、今回は、「上田市民による冬の過ごし方」をお届けします。
地元ならではの冬の楽しみ方や習慣などを、6名の方にお聞きしました。

サポーター岡田さんの場合

冬の過ごし方といえば、こどものスキーリフト代の無料の日が増えました。毎年12月〜3月までの第三日曜日。その日に合わせてスケジュールを計画します。小学校での無料配布とかもあり、小学生のリフト代は払ったことがないかもです。スキーを楽しむ場合は、朝の菅平の天気をみてからゲレンデに行くか決めています。8:30出発、10~13時までスキー、その後温泉に寄って温まって帰るなんて日もありますよ。

冬の軽井沢ショッピングセンターも良いですね。クリスマスのイルミネーションとか、氷祭り(ウィンターフェスティバル)とかも素敵です。また、冬といえば鍋の出番も多くなりますね。冬野菜の白菜が特に美味しく、いただく機会がぐっと増えます。

サポーターCococ(ここっく)さんの場合

冬の過ごし方に関してですが、我が家の場合、スケートによく行きます。市民の森がシーズン初日と最終日は無料になるので、その日を狙って行ったり、広報うえだについてくる割引券を利用して行ったりしています。また、車で1時間ほどの長野市にある「エムウェーブ」にも足を延ばしたりします。

年末年始は自宅から10分ほどに位置する、薪ストーブのある義実家(青木村)で過ごします。外は寒いですが、薪ストーブをガンガンたくので、冬は25℃くらいの室温が常に保たれています。(ロフトは27℃くらいになるので長袖ではいられません。)薪ストーブではピザを焼いたり、鯉こく(東信の郷土料理)の鍋をストーブの上に乗せて、やわらかくなるまで煮つけたりして食べています。ピザはトマトベースもおいしいですが、チーズの上に刻んだ野沢菜としらすをのせたピザも家族に人気です!

上田市民Iさんの場合

長野県の冬の魅力と言えばなんといっても雪ですね。
冬は寒いというだけで「やだなー」と思う方も多いかもしれませんが、長野県(特に東信、中信より北の地域)に移住を検討するからには避けて通れない道です。それならいっそのこと「雪最高!」と楽しんでいる地元ならではの過ごし方を紹介したいと思います。
一番のおすすめはアクティブに雪と戯れることです。そう!スキー、スノーボード!実は上田市はスノーフィールドへのアクセスが抜群に良く、白馬、志賀高原、野沢温泉、白樺湖、妙高高原と主要な豪雪エリアに車で90分あればアクセスできちゃうんです。菅平高原、湯の丸高原に至っては60分かかりません。この立地の最大の魅力は「朝起きてからゲレンデを決めても間に合う!」ってことです。ふかふかの雪で遊びたいけど天気が悪かったら嫌ですよね。特にお子様連れやカップルだったら。その日の朝になってから行き先を決められる、変更できるって最強じゃないですか⁈リフトが動き出すのがだいたい8:00時頃ですから、夜のうちに出発準備をしておけば6:30に家を出れば朝一番のきらっきらのゲレンデに到着できちゃいます。こんなこと首都圏に住んでいたら叶わない話。もちろん渋滞も少ない。
そしてもう一つ大事なことが。上田市は晴天率が高く降水量が少ない。ってことは街に雪も少ないってことです。ウィンタースポーツが好きで豪雪エリアに住みたいって思う人は多いのですが、実際には「雪は滑る時だけあればいい」とすぐに気付く事実。想像してみてください、朝雪下ろししてから家を出たら時間はかかるし、そもそも疲れちゃいます。それだったら60~90分かけて簡単にスノーエリアに到着できて、普段は雪が積もらないエリアに住むのが最も効率がいいと思いませんか。それが叶うのが上田市です。経験上、上田市は長野県内で雪が積もりにくい北限だと感じます。もちろん上田以南はさらに積もりにくいのですが今度はスノーフィールドまで遠くなってしまいます。
実はこの上田市の立地の話、通常の観光にも当てはまるんです。
善光寺、小布施、戸隠など長野エリア野沢温泉、地獄谷温泉など飯山野沢エリア諏訪大社、諏訪湖諏訪エリア松本城、安曇野松本エリア美ヶ原高原も含まれる白樺湖エリア、そして軽井沢エリアと長野県の人気観光エリアがちょっと北寄りなので、結果として上田市付近が主要観光地の重心になる。(と個人的には思っています)
最後に長野の魅力は外遊びが一番と思っている私にとっては、冬、夏問わず、晴天率が高くて、どこでもまんべんなくアクセスしやすい上田市はやっぱり最強(笑)

暮らしガイドTJ Pipesさんの場合

Winter in Ueda

The air is fresh, the temperatures are cold, there is snow on the surrounding mountain peaks and yet the skies are bluebird. We are just so lucky with the weather here in this part of Nagano Prefecture! That’s not some exaggeration -Ueda City boasts the most hours of sunshine a year anywhere in Nagano Prefecture, no matter the season.
Ueda is a wonderful place to be in winter thanks to the various activities available either locally or within a short drive.
I’ve lived in Ueda for the last twenty years and the winter months are probably one of the main reasons I’ve made Japan my home. You see, I love the outdoors. I love being active, and Ueda has plenty to keep me happy each year. I will often go up to the local ski resorts in Sugadaira, not just to ski the beautifully groomed pistes, but the backcountry hiking up to Neko-dake (2207m) is a real joy when the sun is out and fresh snow has fallen. In that same area, there are nature trails and pristine golf courses in the summer that make fantastic locations for snowshoeing and cross-country skiing. Just on the outskirts of Ueda City, up in the hills, is Shimin-no-mori Park where you can ice-skate outdoors with beautiful views of the Chikuma River Valley below. All of these are within an easy twenty to forty minute drive from the city centre, which is really convenient for full day trips, but also for filling in those few extra hours of free time you may have. I’ll often find myself having a relaxing, lazy morning, then head to the ski-slopes for the afternoon. It doesn’t get much better than that!
On the other hand, if you’re looking to up the adrenaline rush and don’t mind a slightly longer commute, Ueda has great access to olympic standard ski resorts. Thanks to its close proximity and easy access to the highway system, you can be skiing world famous locations in less than two hours. For Hakuba, Myoko, Shiga Kogen, and Nozawa Onsen, Ueda City has been the perfect base for me personally to get out and explore and enjoy these places. I can live in a vibrant city that is modern and yet still holds plenty of traditional charm, yet be out in the wilderness snowshoeing in thirty minutes, or speeding down the 1998 Winter Olympic downhill course in under two hours. It’s perfect and I honestly couldn’t imagine living anywhere else.

サポーターAさんの場合

私はよくスキーやボードに行っていました。上田は車で1時間もかからずに色々なゲレンデがあります。菅平高原や湯ノ丸スキー場、峰の原や聖高原、白樺湖や車山高原などたくさんあります。少し足を延ばせば、北志賀や白馬など有名なところもたくさんあり、スキー場の宝庫ですね。子供が小さい時はそりのためだけにも行ったりしていました。食堂で食べるカレーは最高ですが、カップラーメンを持参して無料休憩所で食べればお金もかからないし、特に美味しく感じました。

冬の行事と言えば、どんど焼きもあります。お正月が終わるこ頃に、しめ縄飾りやダルマ、書き初めなどを持ち寄って焚いてもらう催しです。地区によっては子供たちが集めて回ったりして、大人たちがすごく大きなどんど焼きを作ってくれます。点火するとあっという間にすごく大きな火になって、竹とだるまのはぜる音がパンパンと豪快で、私はいつも結構感動します。

サポーター村上さんの場合

インドア派である私は、暖かい部屋で室外の雪を眺めながらくつろぐのが至福のときです。雪がほとんど降らない地域出身の私にとって、雪は非日常の象徴のような存在。運動音痴なのでウィンタースポーツにも馴染みがなく、どちらかというと「雪は鑑賞するもの」「愛でるもの」という感じで、真っ白な光景を眺めているだけでワクワクします。雪景色の中のドライブも最高です。ここ数年のお気に入りは浅間サンラインで、天候に恵まれれば浅間山や北アルプスを眺めながら走行することも可能。雪化粧された山々と青空のコントラストが美しく、清々しい気分になれます。

年明けは上田城址にある真田神社へ初詣に行くのが定番です。帰省しない場合は元旦に足を運び、限定の御朱印をいただくことも。元旦の御朱印は金粉で書かれるため、よりおめでたい気持ちになれます。


上田市民による「冬の過ごし方」を紹介しました。
ウィンタースポーツや薪ストーブなど、寒冷地ならではのアクティビティや習慣が根付いていることが分かります。

ぜひ上田暮らしの参考にしてくださいね。